天ぷら、とんかつ、からあげなどの揚げ物は美味しいですが、作った後の油の処理が少々面倒ですよね。
だからといって、油をシンクに流してしまうとつまりなどのトラブルに繋がります。
今回は、使用した油の正しい処理方法についてご紹介します。
【油をシンクに流すとどうなる?】
油というのは、温度が下がると固まるという性質を持っています。
その為、シンクに流してしまうと排水管の中で固まり、つまりの原因になります。
更に、油は時間が経過すると悪臭を放つようになります。
また、使った直後の熱い油を流した場合、水漏れに発展する恐れがあります。
それはシンクの下にある排水管が熱で劣化し、破損してしまうからです。
近年、キッチンの排水管は塩化ビニール製のものが多く使われています。
熱にはそれほど強くないものですので、熱い油は流さないようにしましょう。
「蛇口や、配管等からの水漏れ」については、こちらのページです。
【こんな方法があります!油の処理】
油の正しい処理方法についていくつかご紹介します。
「これなら簡単そう」という方法で行ってみてください。
油の処理方法①新聞紙、キッチンペーパーで拭き取る
しっかりと油が冷めたのを確認してから、新聞紙やキッチンペーパーで拭き取る方法です。
特に炒め物などの油が少ない時にオススメです。
油の処理方法②牛乳などの紙パックを使う
牛乳やジュースなどの紙パックを使う方法です。
水を含ませた新聞紙やキッチンペーパーをパックの中に入れ、捨てて処理します。
水を含ませる理由は、自然発火を防ぐ為です。
油を入れたらしっかりとガムテープなどで封をし、ゴミに捨てましょう。
油が多い時は、この方法がオススメです。
油の処理方法③油処理剤(凝固剤)を使う
100円均一やスーパーに販売されている、油処理剤を使用する方法です。
油が熱い状態で油処理剤を投入し、混ぜて時間を置くと自然と固まります。
フライ返しなどでベロッと剥がれるので、剥がしたら可燃ゴミで捨てましょう。
油の処理方法④資源ゴミとして処分する
自治体により、使用済み油・未使用油を資源ゴミとして回収しています。
回収場所は自治体が指定したスーパーなどで行っています。
お住まいの地域の自治体HPなどでご確認ください。
いかがでしたでしょうか。
使用済み油はつまりや水漏れのトラブルの他、生物へも悪影響を及ぼす恐れがあります。
ご紹介した中で「これならできそう」という方法を選んでいただき、正しく処理しましょう。
もし、つまりや水漏れが起こってしまったら、ひまわり水道へご相談ください(^^)/
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