こんにちは!
ひまわり水道のホームページをご覧いただきありがとうございます。
今回は、八千代市高津にお住まいのお客様宅での事例です。
台所の水栓の修理を、とのことで伺いました。
実際にお客様宅の水栓を拝見すると、「下吐水」のシングルレバーをお使いでした。
下吐水とは、レバーを下に下げると水が出てくる仕様の水栓のことです。
現在では、すべての水栓が、レバーを上げると水が出る仕様の「上吐水」となっています。
下吐水から上吐水へと仕様が変更になったのは、1995年に発生した阪神淡路大震災が背景にあるといわれています。
激しい揺れにより、棚などからたくさんのものが落ちてきた家が多い、阪神淡路大震災。
この時、上から落ちてきたものが水栓のレバーにあたり、水が出たままになってしまったケースが多かったそうです。
これにより、マンションでは受水槽の水が大幅に減り水が不足してしまったり、下層階が水浸しになってしまったりなどの二次災害が発生しました。
このような状況を避けるために、現在では上吐水の水栓のみが販売されています。
今回伺ったお客様宅の水栓は下吐水で、現行では販売されていないことから部品の交換ができませんでした。
そこで、これを機に上吐水のシングルレバー水栓へと交換することになりました。
下吐水の水栓をお使いのご家庭では、水栓の使用年数が長くなっていることがほとんどです。
水漏れなどのトラブルが起こる前に、ひまわり水道で上吐水の新しい水栓への交換を検討してみてはいかがでしょうか?