水道ブログ

2020年12月17日
断水から復旧した時に気をつけたいこと

千葉県南房総で断水のおそれーー。

報道を聞いて驚きました。
ダムからの取水量を抑え断水を防ぐべく、ペットボトルの配布や給水車の手配など、行政も対応してくれるようですね。

もしも断水になってしまった場合、ご家庭の給水機器を守るために気をつけたいことがあります。

 

断水が始まったら

まず、水道の元栓を締めましょう。
戸建であれば宅地内の地面に埋めてある形で、地面からはフタが見えるはずです。
マンションなどの集合住宅では、玄関横のパイプシャフト内にあります。

本当に断水したのかなぁなんて、水栓(蛇口)を開いてみることもあるかと思います。
開いたら、水が出なくても必ず締めておきましょう。
普段開きっぱなしにしてしまいがちな、洗濯機の水栓も締めましょう。

 

断水から復旧したら

念の為、全ての水栓が締まっていることを再確認しましょう。

次に、元栓を開きます。
この時、メーターが動かないことを確認しましょう。
メーターが動いていたら、水が漏れている水栓がないか見てみましょう。
見つからなければ、宅地内の配管が壊れている可能性があります。

メーターが動いていなければ、最初に家の外にある水道から水を出します。
(家の外に水道がなければ、洗面台から使い始めるのが良いです。このとき、取扱説明書を見て、蛇口のフィルターを外しておきましょう。)
最初は水が濁っていたり、白っぽかったりすると思いますが、いつも通りの綺麗な水が出るまで、出しっぱなしにします。

濁った水が出なくなれば、洗面台、キッチン、洗濯機、トイレ、給湯器の順番で水を流します。

 

どうしてこのような手間が必要なの?

普段は水道管の中は常に水で満たされていますが、断水になってしまうと空気が入ります。
水道管に付いていた錆などの汚れが乾燥して剥がれたり、水道管に破損があれば砂などのゴミが入ることもあります。

錆やゴミがご家庭の蛇口から出てしまったとしても、簡単な作りの蛇口であれば問題なく流れ出てくれることが多いです。
しかし、給湯器やトイレなど精密な機器にゴミが入ってしまうと、詰まって故障してしまいかねませんよね。
万一、故障してしまったとしても、交換が簡単で費用の低いところから使用を開始するのがポイントです。

 

もしもの時はひまわり水道が駆けつけます!

気を付けていても、フィルター詰まりや故障などが起きてしまったら…。
ひまわり水道が駆けつけますので、お気軽にご連絡ください!

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