お風呂の排水溝は髪の毛やトリートメントなどによって詰まる事は多々あるかと思います。
そんな時に家庭用の薬品を使って詰まりやニオイ対策をした事は1度はあるのではないでしょうか。
しかし、使っても思ったより効果が見られない、という事があるかもしれません。
使用方法自体は製品に記載されているように大変簡単な手順ですが、効果を実感するにはちょっとしたコツが必要です。
そこで今回はお風呂の排水溝詰まりに薬品を使う際、効果を発揮できる方法を原因と一緒にご紹介していきます。
まず、詰まりの原因となっている髪の毛などが排水管の奥に詰まっている事が考えられます。
その為、奥に届くように薬品を行き届けなければなりません。
排水口から薬品を流しても思ったような効果が得られない時は、ヘアキャッチャーや排水トラップの封水がある事で薬品が奥まで行き届いていない可能性があります。
薬品を使用する際は、できるだけ排水口、排水管の奥まで届く状態にしておく事で洗浄効果をアップする事ができます。
次に、詰まりの原因である汚れが固まっている可能性があります。
排水管内の汚れが長期間経って固まっていると、薬品では完全に溶かす事ができず、解消できないケースがあります。
排水管の内部で汚れが固まってしまっている場合にはラバーカップ、真空式パイプクリーナーや業者に依頼する事をオススメします。
次に、薬品では溶けない固形物が詰まっている場合があります。
このケースに多いのは掃除用ブラシ、スポンジ、洗剤のキャップが排水管に詰まっている事が多いです。
手で取り出せる範囲なら良いのですが、届かない際は業者に依頼をして撤去してもらう必要があります。
次に、汚れの種類と薬品の濃度や使用方法が適切ではない場合です。
製品によっては濃度が異なる為、汚れの種類や程度により製品を使い分ける必要があります。
また、使い方が適切ではないと効果が出なかったり、逆に詰まりの原因となってしまう事もあります。
とくに薬品を流して放置する時間には注意です。
長く置いた方が効果が出るかな、と長時間放置すると溶かした汚れが固まり、更に落としにくくなります。
薬品を使用する際は、製品の裏に記載されている使用方法や注意事項をしっかりと確認しましょう。
いかがでしたでしょうか。
「ちゃんとやっているつもりなのに、効果が無い」という場合は、使い方や製品の種類を見直したり、排水口の分解を行ってみてください。
汚れが酷い場合や詰まりの原因によっては業者に依頼しないと解消できない事もあります。
どうしても解消できない時は、ひまわり水道設備にご相談ください!
「トイレ・浴室・台所などの排水つまり」については、こちらのページです。
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