漏水は、目で見えるほどのものもありますが、
小さな水漏れの場合には音も無く、発見が遅れがちです。
小さな水漏れでも、1秒間に1滴ほどの水漏れが続くと一か月で300円程の料金差があります。
無駄に水を流すのは、お財布にも環境にも良くありません。
また、蛇口を使っていないのに、
ハンドルや吐水口が不自然に濡れている場合も漏水の可能性があります。
普段使っていない場所が濡れている、湿っている場合も漏水を疑ってください。
一番分かりやすいのは、水道メーターのパイロットが回転しているかを見る方法です。
水道メーターにはバイロットといわれるパーツがあり、
水が流れている時には回転します。
水を使っていないのにパイロットが回転していたら、
場所の特定はできませんが、どこかで漏水している事はわかります。
水漏れの可能性を感じた時は、ご自身でも行える漏水調査をお試しください。
目に見えない場所(天井からの水漏れ、床下の給水管の水漏れなど)は、
プロによる特殊工具を使用した調査でなければわかりませんが、
ご自身でできるものもあるので、負担がかからない方法を選択する事ができます。
1.トイレの漏水調査
・給水管の繋ぎ目を中心に、触ってみて水漏れが起きていないかご確認ください。
給水管にはパッキンが使用されているので、年月が経つにつれてパッキンが劣化し、
水漏れが起こる事があります。
・便器の水が流れ続けて止まらないのは水漏れしている証拠です。
タンク内のパーツが破損している為、交換による補修が必要です。
2.お風呂場の漏水調査
・壁や吐水口に触って濡れていないかをご確認ください。
蛇口の接地面、吐水口からの水漏れは少なくありません。
・シャワーヘッド、シャワーホースの高さを蛇口よりも下げ、
水が出てくるかをご確認ください。
お風呂場で最も多いケースがシャワーヘッドからの水漏れです。
3.キッチン、洗面所
蛇口、吐水口からの水漏れは圧倒的に多く、
当社でも沢山の補修や交換を行っております。
他の場所と比べ、使用頻度が高い為、内部のパッキンの消耗が早く、水漏れに繋がります。
・シャワーホースが内蔵されている蛇口の場合、
ホースから水漏れしていないかをご確認ください。
普段はホースが格納されている為、水漏れに気が付きにくい部分です。
・戸棚を開けて給水管も月に1度は漏水していないかご確認ください。
こちらもパッキンの劣化により、漏水するケースがあります。
4.洗濯機
・洗濯機は大きく揺れる事もあるので、接続部分などに負担がかかり、水漏れを起こします。
以上、ご自身でもできる漏水調査ですが、
ご不安な事などありましたら、何でもお気軽にご相談ください。
どんなご相談にも、誠心誠意ご対応します!
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