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今回は江戸川区北葛西で行った、汚水桝の交換工事についてお伝えします。
住宅内の水回りから出る排水や汚水の管が集まる合流部分や、湾曲部、勾配が変わる地点に設置される排水桝。ゴミが溜まりやすいところに設置し、掃除や点検をしやすくしています。
現在の桝は塩化ビニール製が主流なのですが、昔はコンクリート製の桝が一般的でした。コンクリート製の桝は、耐久年数が20年と言われていますので、古いお宅の場合はご注意ください。コンクリート桝が割れて、その割れ目に木の根が入り込んで成長し、配管が詰まってしまうケースも多く見られます。
今回は汚水桝の横にぽっかりと穴があいてしまっていました。コンクリート桝が割れて、水が漏れ、排水管の周りの土を流してしまって地中に空洞ができてしまったと思われます。
コンクリート桝の交換方法ですが、まず地面をスコップで掘って、コンクリート桝と排水管を露出させます。
次に、コンクリート桝と排水管を切断し、新しい塩ビ桝を設置します。塩ビ管を今までの排水管に糊付けしてしっかりと接続します。
新しく取り付けた塩ビ桝の施工が終わったら、水を流してみて、水漏れがないか、水が自然に流れる勾配が取れているかを確認し、土を入れて埋め戻します。
塩ビの桝と排水管は接着剤で接続しますので、配管と桝の隙間がなくなり、隙間から汚水が流れ漏れて悪臭を発することもありません。塩ビ桝は耐用年数も長いです。
普段はあまり蓋を開けたことがないかもしれませんが、排水桝はお住まいに欠かせない、大切な設備です。これを機にご自宅の排水桝を確認してみるのも良いと思います。
何か気になることがありましたら、お気軽にひまわり水道設備へご相談ください!