ガス給湯器は安全に使用するために、複数の安全装置が備わっています。
異変を察知することで作動し、警報音やリモコンのエラー表示で危険を知らせ、点検を促す仕様になっています。
この記事では安全装置が作動する理由と作動した際にやるべきこと、やってはいけないことをご案内します。
給湯器を安全に使うため、ぜひご参考になさってください。
安全装置が作動する原因
安全装置が作動するのは、何等かの原因があるからです。
ここでは、よくある原因を2つご紹介します。
給湯器の経年劣化
ガス給湯器を長年使用していると、ガス管や水道管、パッキンなどの部品が劣化し、水漏れや熱交換器のつまりが起こります。
このようなトラブルが起こると使用し続けると危険なため、安全装置が自動的に作動します。
ガス給湯器の寿命は約8~10年と言われているため、それ以上使用されている場合は買い替えをご検討ください。
長時間の連続使用
お風呂やシャワーなど、お湯が出しっぱなしになってはいないでしょうか。
使用しているガスメーターにもよりますが、給湯器を長時間に渡って使うことで安全装置が作動し、ガスの供給を遮断することがあります。
ガス給湯器の連続使用は最大1時間以内にしましょう。
安全装置が作動した際にやるべきこと
不完全燃焼の恐れがあるため、安全装置が作動したら、まずは一酸化炭素中毒を避けるために窓を換気をしましょう。
一酸化炭素中毒は頭痛や吐き気だけでなく、最悪の場合、死に至ることもあります。
ただし、換気扇は回さないようにしてください。
ガスが漏れている場合、換気扇などの電気機器を回すと火災が起こる恐れがあります。
窓を開けて換気し、給湯器の安全が確認できるまでは電気機器は使用しないでください。
換気後は早めにガス給湯器メーカーのカスタマーセンターに連絡しましょう。
その際、状況を詳しく伝えることでメーカー側も迅速に対応ができます。
安全装置が作動した際にやってはいけないこと
製造年度の古い給湯器の場合、再点火ができてしまうことがあります。
不完全燃焼を起こしているときに着火すると、内部に溜まっている一酸化炭素に引火して爆発する可能性があるので絶対にやめましょう。
また、排気口から煙が出ている場合にタオルや雑巾で覆うのも危険です。
不完全燃焼や火災に繋がるので、不安かもしれませんが、まずは落ち着いて窓を開けて換気をし、メーカーに問い合わせて対応方法を確認してください。
給湯器でお困りでしたら、ひまわり水道設備へご相談ください!
ひまわり水道設備では、給湯器の水漏れ修理や交換など、幅広く承っています。
給湯器のことでお困りでしたら、お気軽にご相談ください。
出張やお見積もりは無料で行っています(^^)/
水漏れ、つまり水道修理【ひまわり水道設備】24時間、足立区、葛飾区、江戸川区、船橋市、他
−N−