普段の生活で「シングルレバー混合水栓」という言葉はあまり耳にしないかと思います。
しかし、水回りのリフォームでは必ずと言っていいほど出てくる用語です。
この記事ではシングルレバー式混合水栓について詳しくご紹介します。
シングルレバー混合水栓とは
シングルレバー混合水栓は、1つのレバーハンドルで水とお湯の切り替え、水量を調整することができる水栓を言います。
レバーハンドルを左右に動かして水かお湯を選び、上に上げて吐水、下に下げて止水するのが一般的ですが、古いものだと下に下げて吐水するものもあります。
現在、多くのお住まいで使われている水栓です。
ちなみに蛇口を捻るタイプは単水栓か、ツーバルブ水栓です。
シングルレバー混合水栓の仕組み
シングルレバー混合水栓は1つの水栓に水・お湯の配管が接続されています。
レバーハンドルをお湯側に動かすとお湯の止水カートリッジが開きます。
反対に、レバーハンドルを水側に動かせば水の止水カートリッジが開くという仕組みです。
シングルレバー混合水栓の寿命は？
シングルレバー混合水栓の寿命はおよそ10年と言われています。
パッキンを定期的に取り換えれば10年以上持つ場合もあります。
水栓を交換すべき目安は？
以下のような状況に当てはまる場合は水栓の交換をご検討ください。
・寿命を過ぎている
シングルレバー混合水栓を設置してから10年以上経っている場合は水栓本体の交換を検討する時期です。
寿命が過ぎた水栓は部品を交換すれば使い続けられる場合もあります。
しかし、他の部分でまた不具合が起こるケースが多いです。
結果的に手間や費用がかかる可能性があるため、寿命を過ぎていたら補修より本体の交換をオススメします。
・錆び、がたつきが発生している
錆びやがたつきは、水栓が劣化している典型的な症状です。
錆びは衛生的にも問題がありますし、がたついていれば使用する度にストレスを感じるでしょう。
水漏れの原因にもなりかねないので、早めに交換をご検討ください。
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